* information *
■新着情報
・11-04 ※プロデューサー気分で
・11-03 ※尾池亜美・内田佳宏デュオリサイタル
・11-01 ※旅講座@フィンランド
・10-30 ※『耳をすませば』
・10-29 ※無題
・10-28 ※吉祥寺で、いいモノ探し
・10-27 ※パトリシア・プティボン リサイタル
■東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 グリーニイ吉祥寺1F
■営業時間/月水木12:00-21:00 金土日祝/12:00-20:00 火曜日定休
●雑誌「カフェ&レストラン」(旭屋出版)にてコラム連載中!
●平日限定。フィンランド風シナモンロール、あります。
●携帯で読めるメルマガ「moi通信〜日々のカフェ」の購読はこちらから→★。
・11-04 ※プロデューサー気分で
・11-03 ※尾池亜美・内田佳宏デュオリサイタル
・11-01 ※旅講座@フィンランド
・10-30 ※『耳をすませば』
・10-29 ※無題
・10-28 ※吉祥寺で、いいモノ探し
・10-27 ※パトリシア・プティボン リサイタル
■東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 グリーニイ吉祥寺1F
■営業時間/月水木12:00-21:00 金土日祝/12:00-20:00 火曜日定休
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本日、メルマガ第8号配信いたしました。このあいだ、お客様から「メルマガ読んでます」と声を掛けていただきうれしかったです。
ちなみにブログとメルマガのちがいをひとことで説明するなら、応接間と茶の間、そんな感じでお送りしています。まだの方、ご購読よろしくお願いいたします!
それはそうと、
休み明けのせいかひまなので、スタッフと『耳をすませば(実写版)』のキャスティングに没頭しています。設定としては一応、アニメから20年後の後日談ということになっています。なんか、スタッフと意見が合いません。
みなさんも通勤途中など手持ちぶさたなときにどうでしょう? って言うほどの提案じゃないですね。
ちなみにブログとメルマガのちがいをひとことで説明するなら、応接間と茶の間、そんな感じでお送りしています。まだの方、ご購読よろしくお願いいたします!
それはそうと、
休み明けのせいかひまなので、スタッフと『耳をすませば(実写版)』のキャスティングに没頭しています。設定としては一応、アニメから20年後の後日談ということになっています。なんか、スタッフと意見が合いません。
みなさんも通勤途中など手持ちぶさたなときにどうでしょう? って言うほどの提案じゃないですね。

風こそ冷たいものの気持ちよく晴れた午後、家から歩いて15分ほどのところにある大田黒公園へ行った。
ここはもともと音楽評論家の大田黒元雄の屋敷があった場所で、いまはこじんまりとした日本庭園となっているが、庭の片隅には昭和8年に建てられたという大田黒氏のかつての「アトリエ」↑がいまもポツンとたたずんでいる。そしてきょうは、そのアトリエでコンサートがひらかれる。出演は、
尾池亜美(ヴァイオリン)/内田佳宏(チェロ)
のおふたり。ヴァイオリンの尾池さんは、じつはモイが荻窪にあったころからのお客様のひとりである。とはいえ、実演に接するのはきょうが初めて(なにせ、こっちのお休みが火曜日だけなもので)。今回火曜日にコンサートがあるということで、出演が決まると同時にご連絡をいただいていたのだ。
尾池さんが初めてモイに来てくださったのはたしか3年ほど前のことだったと思う。カギを忘れて外出してしまい家に入ることができず、ご家族が戻られるまでの時間つぶしで……、そんな感じだったはずだ。ちょうどヴァイオリンケースを抱えていらしゃったので「ヴァイオリンをやってるんですか?」と尋ねたら、「こんどベートーヴェンの8番のソナタを弾くのでその練習をしていて」といったような話になり、たぶんかなりの腕前の持ち主なのだろうと予想はついたけれどそのまま名前を伺っていなかったので、ぼくの中では
「ヴァイオリンをやっているカギを忘れちゃった女の子」
ということになっていた。その後モイが吉祥寺に移って、ご本人から「あのー、荻窪のときの、カギ忘れちゃったヴァイオリンやってる子ですけど……」という電話をもらって、このままどんどん長くなっていったらえらいこっちゃ! というワケで、晴れてお名前を伺ったのだった。
演奏はいくつかの小品のほか、前半にラヴェルの二重奏曲、後半にコダーイの二重奏曲とピアソラの「ル・グランタンゴ」(アレンジはチェロの内田さん)というかなりヘヴィー(笑)なプログラム。
ヴァイオリンというのは、豆の種類や焙煎の度合い、抽出するひとの技術で味がまったく異なってしまうコーヒーという飲み物とどこか似ている、そうぼくは思っている。ひとくちにヴァイオリンといっても、弾き手の個性でほんとうに聞こえてくるものがちがってしまうからだ。当然、好き嫌いもでやすい。なので、尾池さんのヴァイオリンはどんな響きを聞かせてくれるのだろうかと、きょうも内心ちょっとドキドキしながら出かけたのだった。そして最初の曲を聴いたとたんうれしくなったのは、ぼくにとってとても好きなタイプの音だったからだ。旅先で偶然入った喫茶店で飲んだコーヒーの味がとても好きな味だった……そんな感じ、わかるだろうか?
まず、なにより、強い。音にしっかりと芯が通っていて重心が低い。ぼくは、こういうタイプの音を耳にすると一気にその演奏に引き込まれてしまう。そして、さらに、歌心がある。ぼくは声の通らないひとなので、声のデカいひとに会うとそれだけで「負けた」という気分になってしまうのだけど(笑)、大きな呼吸で気持ちよさそうに歌うヴァイオリンを聞いて、正直「負けた」と思った(どんな勝負なのかまったく意味がわからないが……笑)。
演奏された曲のなかでいちばん印象に残ったのは、ラヴェルの二重奏曲。尾池さんと内田さんのふたりは、この複雑な難曲を前にしても猫背になることなく、堂々と自信をもってアプローチしていてとても痛快だったのだ。つい先だっておこなわれた「日本音楽コンクール」のヴァイオリン部門で、尾池さんは見事「第一位」を、そしてあわせて聴衆の投票によって選ばれる「岩谷賞」を獲得されたわけだけれど、その「理由」がよくわかるような「キャラクターのしっかりある」充実した演奏だった。
もちろんぼくの中では、これを機に
カギを忘れちゃった女の子
改め、
かっこいいヴァイオリンを弾く女の子
に変わったことはいうまでもない。
ーーー
なお、おなじプログラムの公演が
11/14(土) 荻窪・かん芸館(←●詳細はこちらをクリック)
12/20(日) 京都・青山音楽記念館(←●チケットぴあ)
でもあるとのことなので、ご興味のある方はぜひ!
● 告知につき、こちらの記事はしばらくトップに置かせていただきます ●

フィンランドを旅するひと、旅したいひとのためのお役立ちセミナー
「旅講座@フィンランド」(全2回)
を開催します。吉祥寺での開催は初となりますが、
自分だけのガイドマップをつくろう!
をキャッチフレーズに、参加くださるみなさんのニーズを重視した具体的&実践的にとことんこだわった旅の講座となっています(そのため、参加者のみなさんにはあらかじめかんたんなアンケートにお答えいただきます)。
案内役は、仕事として観光やテクノロジーなどさまざまな分野でフィンランドと関わってきた上山美保子さん。上山さんは、フィンランド語の翻訳、通訳、語学学校講師としても活躍されており、最近出版された『タビトモ会話・フィンランド編』の著者としてもおなじみです。
全2回のプログラムは、
ーーー
第一日
・旅の基本情報〜フィンランド編
・おすすめ街歩き〜お店やスポット、カフェなど
ヘルシンキ編
・季節別おすすめアクティビティー
第二日
・旅のフィンランド語講座
・Q&Aとフリートーク
ーーー
となっています。おすすめのスポットやお店などは、フィンランド好きならではの足で集めた情報をもとにご案内してゆきます。また、二日目には参加者のみなさんとおしゃべりを楽しみながらそれぞれの旅をプランニングする時間をもうけたいと考えています。これは、今回初めての試みです。また、二回ともドリンクおよびmoi特製のプッラ(フィンランド風の菓子パン)をお楽しみいただきますのでそちらもお楽しみに。
ーーー
旅講座@フィンランド
日 程/11月18日(水)、25(水)の全2回
時 間/両日とも19時30分〜21時
会 場/moi(吉祥寺)
案内役/上山美保子さん&moi店主(見習い)
参加費/4,500円(2回分) ドリンク&プッラつき
定 員/最大12名(テーブルにて着席いただくため)
お申し込みは
・お名前
・参加人数
・お電話番号
を明記の上、下記アドレスまでメールにてお願い致します。
info★moicafe.com
※↑アドレスの「★」の部分を「@」に変えて送信してください。お願い致します。
フィンランド旅行を計画中の方はもちろん、来年こそは絶対行くぞ!と心の中で盛り上がっている方、バーチャルフィンランド旅行を楽しみたい方(?)もぜひお待ちしています。旅行を考えているお友達などにもぜひ教えてあげて下さいね。
みなさまのご参加お待ちしております!
11/2追記 受付を終了させていただきました。今後はキャンセル待ちというかたちでの受付となりますのでご了承下さい。

フィンランドを旅するひと、旅したいひとのためのお役立ちセミナー
「旅講座@フィンランド」(全2回)
を開催します。吉祥寺での開催は初となりますが、
自分だけのガイドマップをつくろう!
をキャッチフレーズに、参加くださるみなさんのニーズを重視した具体的&実践的にとことんこだわった旅の講座となっています(そのため、参加者のみなさんにはあらかじめかんたんなアンケートにお答えいただきます)。
案内役は、仕事として観光やテクノロジーなどさまざまな分野でフィンランドと関わってきた上山美保子さん。上山さんは、フィンランド語の翻訳、通訳、語学学校講師としても活躍されており、最近出版された『タビトモ会話・フィンランド編』の著者としてもおなじみです。
全2回のプログラムは、
ーーー
第一日
・旅の基本情報〜フィンランド編
・おすすめ街歩き〜お店やスポット、カフェなど
ヘルシンキ編
・季節別おすすめアクティビティー
第二日
・旅のフィンランド語講座
・Q&Aとフリートーク
ーーー
となっています。おすすめのスポットやお店などは、フィンランド好きならではの足で集めた情報をもとにご案内してゆきます。また、二日目には参加者のみなさんとおしゃべりを楽しみながらそれぞれの旅をプランニングする時間をもうけたいと考えています。これは、今回初めての試みです。また、二回ともドリンクおよびmoi特製のプッラ(フィンランド風の菓子パン)をお楽しみいただきますのでそちらもお楽しみに。
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旅講座@フィンランド
日 程/11月18日(水)、25(水)の全2回
時 間/両日とも19時30分〜21時
会 場/moi(吉祥寺)
案内役/上山美保子さん&moi店主(見習い)
参加費/4,500円(2回分) ドリンク&プッラつき
定 員/最大12名(テーブルにて着席いただくため)
お申し込みは
・お名前
・参加人数
・お電話番号
を明記の上、下記アドレスまでメールにてお願い致します。
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※↑アドレスの「★」の部分を「@」に変えて送信してください。お願い致します。
フィンランド旅行を計画中の方はもちろん、来年こそは絶対行くぞ!と心の中で盛り上がっている方、バーチャルフィンランド旅行を楽しみたい方(?)もぜひお待ちしています。旅行を考えているお友達などにもぜひ教えてあげて下さいね。
みなさまのご参加お待ちしております!
11/2追記 受付を終了させていただきました。今後はキャンセル待ちというかたちでの受付となりますのでご了承下さい。
三作目にして、すでに《禁断の作品》に到達してしまった。
四〇歳からの宮崎アニメ。今回は『耳をすませば』、である。またしてもスタッフが貸してくれたわけだが、原作が少女マンガというところからしてすでにハードルが高い感じだ。
観て、まず思ったことは
個人情報の取り扱いについて
である。主人公である読書家の少女は、じぶんが図書館で借りてきた本がいつもおなじ人物によって先に借りられていることに気づき、その「天沢聖司」という人物に興味をもち少女特有の妄想(=「サラダ記念日」的な)を爆発させるのだが、こうした妄想を抱けるのはもちろん、本の「貸し出しカード」というものがあってこそである。
現代は、なにかと「個人情報」の取り扱いについてはうるさい時代である。個人名ばかりか、その人物がいつなんの本を借りたかわかってしまう「貸し出しカード」などという代物はけっして許されるはずもなく、よって少女は少女らしい妄想にひたる余地もあたえられないままオトナになり「婚活」に専心することになる。宮崎監督に、「個人情報」についての考えをぜひ訊いてみたいところだ。
そこで、いまのような無味乾燥なカードなんかではなく最低限のプライバシーは保護しつつも、なにがしかの「情緒」が芽生えるようなアイデアはないものかと、この映画を観ながらぼくはかんがえた。
たとえば、ネットの掲示板などでよくみかけるHN、つまりハンドルネームなんかにしたらよいのではないか? 村上春樹の『ノルウェーの森』の「貸し出しカード」を見ると、鉄平ちゃん、ゆっこ、HANA、コータ1977といったハンドルネームがずらりと並んでいるといったぐあい。これなら個人を特定することはできないので借りるほうとしても安心だし、少女の妄想の受け皿としてもちゃんと機能する。
図書館で借りてきた本の「貸し出しカード」をなにげなく見た少女は、いつもおなじ人物によっておなじ本が先に借りられていることに気づくのだ。その人物の名(HN)は、
肉球。
ダメだダメだ。ありえない。そんな人物のことこれっぽっちも知りたくない。よって、この案はボツ。
話は少々脱線するが、よく本屋さんにゆくひとならば二ヶ月に一度くらいは素敵な異性とおなじ一冊の本に同時に手をのばしてしまい互いに「ハッ」とする・・・そんな出会いを体験しているにちがいない。要するに、行き過ぎた個人情報の保護やア●ゾンで本を買ったりするなかに「出会い」はない、ということである。
「婚活」が流行語になり、それを逆手にとったかのような悪質な結婚詐欺事件が取り沙汰される昨今、この『耳をすませば』はたいせつなことに気づかせてくれる作品である。
PS.道で知り合いをみつけたら、無邪気に「ヤッホー」と声をかけることも重要。
夢がない、、、
またスタッフから云われそうだな。
四〇歳からの宮崎アニメ。今回は『耳をすませば』、である。またしてもスタッフが貸してくれたわけだが、原作が少女マンガというところからしてすでにハードルが高い感じだ。
観て、まず思ったことは
個人情報の取り扱いについて
である。主人公である読書家の少女は、じぶんが図書館で借りてきた本がいつもおなじ人物によって先に借りられていることに気づき、その「天沢聖司」という人物に興味をもち少女特有の妄想(=「サラダ記念日」的な)を爆発させるのだが、こうした妄想を抱けるのはもちろん、本の「貸し出しカード」というものがあってこそである。
現代は、なにかと「個人情報」の取り扱いについてはうるさい時代である。個人名ばかりか、その人物がいつなんの本を借りたかわかってしまう「貸し出しカード」などという代物はけっして許されるはずもなく、よって少女は少女らしい妄想にひたる余地もあたえられないままオトナになり「婚活」に専心することになる。宮崎監督に、「個人情報」についての考えをぜひ訊いてみたいところだ。
そこで、いまのような無味乾燥なカードなんかではなく最低限のプライバシーは保護しつつも、なにがしかの「情緒」が芽生えるようなアイデアはないものかと、この映画を観ながらぼくはかんがえた。
たとえば、ネットの掲示板などでよくみかけるHN、つまりハンドルネームなんかにしたらよいのではないか? 村上春樹の『ノルウェーの森』の「貸し出しカード」を見ると、鉄平ちゃん、ゆっこ、HANA、コータ1977といったハンドルネームがずらりと並んでいるといったぐあい。これなら個人を特定することはできないので借りるほうとしても安心だし、少女の妄想の受け皿としてもちゃんと機能する。
図書館で借りてきた本の「貸し出しカード」をなにげなく見た少女は、いつもおなじ人物によっておなじ本が先に借りられていることに気づくのだ。その人物の名(HN)は、
肉球。
ダメだダメだ。ありえない。そんな人物のことこれっぽっちも知りたくない。よって、この案はボツ。
話は少々脱線するが、よく本屋さんにゆくひとならば二ヶ月に一度くらいは素敵な異性とおなじ一冊の本に同時に手をのばしてしまい互いに「ハッ」とする・・・そんな出会いを体験しているにちがいない。要するに、行き過ぎた個人情報の保護やア●ゾンで本を買ったりするなかに「出会い」はない、ということである。
「婚活」が流行語になり、それを逆手にとったかのような悪質な結婚詐欺事件が取り沙汰される昨今、この『耳をすませば』はたいせつなことに気づかせてくれる作品である。
PS.道で知り合いをみつけたら、無邪気に「ヤッホー」と声をかけることも重要。
夢がない、、、
またスタッフから云われそうだな。
![]() | 耳をすませば [DVD] (2002/05/24) 本名陽子高橋一生 商品詳細を見る |
最近知ったニュースのなかで、もっともイヤな感じをうけた見出し。
マイケルさん 死後81億円稼ぐ
ぢっと 手をみる
マイケルさん 死後81億円稼ぐ
ぢっと 手をみる
本日、メールマガジン「moi通信〜日々のカフェ」第6号を配信しました。いつもながら独自コンテンツにてお届けしております!
当初、100人くらいのお客様に読んでもらえたらいいなと思ってスタートしたメルマガですが、おかげさまでこの一ヶ月弱のあいだに
99名
の読者に恵まれました。ありがとうございます!とりあえずの目標まで
あと1名!
まだご登録いただいていない方、ぜひこの機会に「欽ちゃんの仮装大賞」で「合格までのあと一点を追加で入れる審査員」になった気分でポチッとご登録お願いします! あなたの株が上がります(ぼくの中で・・・笑)。
ーーー
話はかわって、パブリシティ情報をひとつ。
10/27(火)付の朝日新聞夕刊のマリオン「まちあるき」欄にて、モイ店内のカードショップ「コルッティ」をご紹介いただいております。
イラストレーターで、『文房具さんぽ』の著者、木下綾乃さんの案内で吉祥寺の文房具屋さんを散歩するという特集です。なお、記事はネットでもごらんいただけます(→こちらをクリック)。
ところで、モイにも自転車でちょくちょくお茶しにきてくださる木下綾乃さんですが『BOOK COVER』と題された一冊がとてもすてきです。お気に入りの本にじぶんだけのブックカバーをかけてしまいたいという思いから描かれたイラスト集です。ふだんはあまり外国文学はあまり読まないのですが、ページを繰っているうちどうしてもそのストーリーに触れてみたくなるような一冊。こんど、たまたま開いたページでとりあげられている小説を買ってみようと思ってます。これからの季節、プレゼントにもよさそうです。
当初、100人くらいのお客様に読んでもらえたらいいなと思ってスタートしたメルマガですが、おかげさまでこの一ヶ月弱のあいだに
99名
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話はかわって、パブリシティ情報をひとつ。
10/27(火)付の朝日新聞夕刊のマリオン「まちあるき」欄にて、モイ店内のカードショップ「コルッティ」をご紹介いただいております。
イラストレーターで、『文房具さんぽ』の著者、木下綾乃さんの案内で吉祥寺の文房具屋さんを散歩するという特集です。なお、記事はネットでもごらんいただけます(→こちらをクリック)。
ところで、モイにも自転車でちょくちょくお茶しにきてくださる木下綾乃さんですが『BOOK COVER』と題された一冊がとてもすてきです。お気に入りの本にじぶんだけのブックカバーをかけてしまいたいという思いから描かれたイラスト集です。ふだんはあまり外国文学はあまり読まないのですが、ページを繰っているうちどうしてもそのストーリーに触れてみたくなるような一冊。こんど、たまたま開いたページでとりあげられている小説を買ってみようと思ってます。これからの季節、プレゼントにもよさそうです。
![]() | BOOKCOVER (2009/06) 木下 綾乃 商品詳細を見る |
10月になって2度目の台風の影響で、朝から土砂降り。しかも冷たい風まで吹いている。ロジャニコの名曲に「雨の日と月曜日は」という曲があるけれど、まさにそれを地で行くような憂鬱な空模様である。それでもそんななか、わざわざ足を運んでくれるお客様がいるのは本当にありがたいことだ。しかも早じまいだというのに・・・
そんなわけで、なんだか申し訳ない気分になりながら銀座の王子ホールにやってきた。フランスのソプラノ、パトリシア・プティボンを聴くために。
こんど来たときにはぜったい聴きにゆかなきゃと思っていたプティボンの来日が決まり、曜日の確認もせずにとりあえずチケットを押さえたのがたしか、半年くらい前のことだった。コンサートのための早じまいなんて、思えばジョアン・ジルベルト以来である。2、3年に一度くらいなら・・・そんな「甘え」があるのも、事実。スイマセン。
今回のプログラムでは、前半にヘンデル、ハイドン、モーツァルトといったバロックから古典派にかけてのオペラアリアが並んでいる。黒いドレスに身を包んだ赤毛のプティボン、最初の3曲を情感豊かにしっとりと聞かせる。
ついに「お笑い」は封印か? と思いきや、つづくモーツァルトのアリアではいきなり伴奏者とともに
ファッション誌片手に、ド派手なヅラをつけて登場(笑)。
その後も、客席に潜んでいた謎のおっさん(コメディアンだと思ったらじつは立派な方だった)相手にコミカルな演技をしながら歌い踊ったり、ピアノの上に足を投げ出したり、客席に浮き輪やらなにやらを放り投げたりと相変わらずの暴れっぷり。やはりプティボンはプティボンなのだった。
つまり、とにかくプティボンは自分の好きな歌を、あるいはいま自分がいちばん聴き手に届けたい音楽を、歌う。それはたとえば、ぼくのような聴き手にとっては縁遠いハイドンやヘンデルの歌曲、アリアであったり、現代の作曲家による雲をつかむような響きのラブソングであったり、あるいはまた本来はテノール(つまり男声)によって歌われるべきバーンスタインの『キャンディード』からのアリアだったりする(パンフレットによれば「好きなメロディーを自分なりに歌いたい」というのがその理由)。
客も客で、プティボンの歌に新たな「たのしみ」や「発見」を見いだすことを心から楽しんでいる。ステージ(やときには客席内)を歩き回ったり、さまざまな小道具を繰り出したかと思えばコスプレまがいの扮装をしてみたり、そんな彼女のアイデアがたんなる奇抜さやウケ狙いではなくて、聞き慣れない曲を120%楽しむために大いに役立っているということをよく知っているからだ。聴き手は、プティボンという「キャラクター」を通すことで、作曲家の名前や有名な曲だからといった理由を忘れてとてもフレッシュな心持ちで音楽に心を開いている自分に気づく。
音楽を聴くたのしみって、つまりこういうことなんだなあ。
強風で傘があおられそうになるのを必死でこらえながら、帰り道かんがえていたのはそいうことだ。
↓ちょっと前の映像から。フランスの作曲家シャブリエによるオペラ『エトワール(星占い)』からのアリア「くしゃみのクプレ」。
そんなわけで、なんだか申し訳ない気分になりながら銀座の王子ホールにやってきた。フランスのソプラノ、パトリシア・プティボンを聴くために。
こんど来たときにはぜったい聴きにゆかなきゃと思っていたプティボンの来日が決まり、曜日の確認もせずにとりあえずチケットを押さえたのがたしか、半年くらい前のことだった。コンサートのための早じまいなんて、思えばジョアン・ジルベルト以来である。2、3年に一度くらいなら・・・そんな「甘え」があるのも、事実。スイマセン。
今回のプログラムでは、前半にヘンデル、ハイドン、モーツァルトといったバロックから古典派にかけてのオペラアリアが並んでいる。黒いドレスに身を包んだ赤毛のプティボン、最初の3曲を情感豊かにしっとりと聞かせる。
ついに「お笑い」は封印か? と思いきや、つづくモーツァルトのアリアではいきなり伴奏者とともに
ファッション誌片手に、ド派手なヅラをつけて登場(笑)。
その後も、客席に潜んでいた謎のおっさん(コメディアンだと思ったらじつは立派な方だった)相手にコミカルな演技をしながら歌い踊ったり、ピアノの上に足を投げ出したり、客席に浮き輪やらなにやらを放り投げたりと相変わらずの暴れっぷり。やはりプティボンはプティボンなのだった。
つまり、とにかくプティボンは自分の好きな歌を、あるいはいま自分がいちばん聴き手に届けたい音楽を、歌う。それはたとえば、ぼくのような聴き手にとっては縁遠いハイドンやヘンデルの歌曲、アリアであったり、現代の作曲家による雲をつかむような響きのラブソングであったり、あるいはまた本来はテノール(つまり男声)によって歌われるべきバーンスタインの『キャンディード』からのアリアだったりする(パンフレットによれば「好きなメロディーを自分なりに歌いたい」というのがその理由)。
客も客で、プティボンの歌に新たな「たのしみ」や「発見」を見いだすことを心から楽しんでいる。ステージ(やときには客席内)を歩き回ったり、さまざまな小道具を繰り出したかと思えばコスプレまがいの扮装をしてみたり、そんな彼女のアイデアがたんなる奇抜さやウケ狙いではなくて、聞き慣れない曲を120%楽しむために大いに役立っているということをよく知っているからだ。聴き手は、プティボンという「キャラクター」を通すことで、作曲家の名前や有名な曲だからといった理由を忘れてとてもフレッシュな心持ちで音楽に心を開いている自分に気づく。
音楽を聴くたのしみって、つまりこういうことなんだなあ。
強風で傘があおられそうになるのを必死でこらえながら、帰り道かんがえていたのはそいうことだ。
↓ちょっと前の映像から。フランスの作曲家シャブリエによるオペラ『エトワール(星占い)』からのアリア「くしゃみのクプレ」。
![耳をすませば [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51E58CQAXML._SL160_.jpg)


