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北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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忘れもしない去年のきょう、十二月二十日ぼくは「突発性難聴」になったのだった。なんの前ぶれもなく、いつもどおり目を覚ましたら病気に、しかも難病にかかっていたのだ(一連の顛末はコチラ→をお読み下さい)。

それから一年。

モーターが唸るような低い耳鳴りは二十四時間止むことがないし、月に数日は耳の調子が悪く、音が割れたり声が聞き取りずらかったりとあいかわらずだ。ただ、心配していためまいが起きていないのはラッキーといえる。それに、「招かれざる客」とはいえ、一年も「同棲」していればなんとなく「相方」のような心境にさえなってくるのだから、まったくおかしなものである。すくなくともこの病気が、いまやじぶんの体調を知るうえでの「バロメーター」のような存在になりつつある。

不便や不愉快なことのほうが多いにはちがいないが、「こうしなきゃ」ではなく「こうしよう」、そんな心持ちで日々を過ごすうえでそれは意外に役立っているのかもしれない。
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