北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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ヘルシンキの下町、丘のてっぺんにひっそりたたずむちいさなレイポモ(パン屋さん)、K.E.Avikainenのシナモンロール。

この場所で40年以上商売を続けてきたというおばあちゃんのつくるシナモンロールは、まさに「コルヴァプースティのお手本」と言いたくなるようなすばらしいカタチ、そして味。カルダモンとシナモン、砂糖のバランスもほどよく、しっかりした焼き色もぼくの好みにぴったりなのでした。

ところで、こういうお店を訪ねるときには、なんといっても「お行儀よく」しなければならない。その町に暮らすひとびとが大事に守り、育ててきた場所にお邪魔するわけだから。そこに流れる「空気」を乱さないようよくよく注意をしなきゃいけない、そう思うのだ。

つたないフィンランド語(というよりは単語の羅列?)でいろいろと買い込んで、(他に誰もお客様がいらっしゃらなかったので)記念に一枚パチリと写真を撮らせてもらって店を後にしたのだった。

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ヘルシンキのカフェ、CAFE LUFTのシナモンロール。

フィンランド基準からするとやや小ぶり、見た感じでは冷凍だろうか? 甘みがやや強く、どちらかというとスイーツっぽいところもそう感じるゆえん。焼き色がかなりしっかりついているが、たぶんそれも冷凍だからじゃないだろうか。

でも、案外このシナモンロールがおいしかったりするのであなどれない。手作りの素朴なシナモンロールもいいけれど、このレベルのシナモンンロールが手軽に食べられるのならそれもよし。冷凍なら、どこのブランドのものかこっそり教えてほしいくらいである。

ちなみにLUFTがあるのはカッリオのはずれ。周囲はポルノショップやパブ、ちょっといかがわしい雰囲気の漂うタイ式マッサージの店などが数多くあるエリアだが、通りをはさんだ向かいには大きな銀行があるせいでお昼にはスーツ姿のビジネスマンやOLもたくさん訪れる。むかし中目黒にあった「オーガニックカフェ」をもっと素っ気なくしたような雰囲気で、フィンランドにはめずらしい、日本人がイメージする「カフェ」に近い雰囲気をもつお店。夜にはDJが入ってパーティーがおこなわれたりもするらしい。

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ヘルシンキの街をそぞろ歩きしていると、どの地区にもきまってひとつやふたつ、わざわざ目指してゆくほどではないにせよ通り過ぎてしまうにはあまりに惜しい、そんな風情の地元のひとたちから愛されているパン屋さん(Leipomo)があったりする。

これは、「かもめ食堂」ことカハヴィラ・スオミとおなじ「Pursimiehenkatu」にある「Kanniston Leipomo」のシナモンロール(手前)。雨の中、入れ替わり立ち替わりやってくるご近所の老若男女の存在が、ここのパンがいかに地元に根づき彼らの生活の一部として息づいているかを伝えてくれる。

素朴にして飽きのこない、普段着のシナモンロール。
backer
密かにファンも多い(?)このカテゴリー、ひさびさの更新です。

こちらは神楽坂にあるドイツパンの人気店「ベッカー」のシナモンロールです。ひろ子さんに差し入れしていただきました。

軽くて風味豊かなデニッシュ地が、なんといってもこのシナモンロールの「売り」ではないでしょうか。スパイスはシナモンのみ(?)、生地の内側にはカスタードが塗られていてお菓子のようなアクセントを与えています。

プレッツェルやライ麦パンなどドイツ仕込みの製法によるパンが人気のようですが、デニッシュもいろいろ試してみたいものです。
荻窪の南口にあるHoney[ハニー]さんのシナモンロールです。
honney_cinnamon

シナモンロールといっても、いわゆるシナモンロールとはずいぶん異なるイメージにまず驚かされます。差し入れしてくださったKさんによると、クルミたっぷりシナモンロールと書かかれていたとのこと(未確認)。

ラグビーボール型のパンは、ソフトフランスパンのようなややコシの強い生地でできていて、中央にはシナモンシュガーによるアイシングがほどこされています。割ってみると、中にはなんとクルミとレーズンがびっしり詰まっていて、またまた驚き。いわゆるシナモンロールというよりは、レーズンとクルミをシナモン風味の生地でくるんだといった感じでしょうか?

荻窪が生んだ、まさにシナモンロール界の異端児
日々フィンランド語に精進されているTさん(「どうぶつ占い」は「トラ」)よりの差し入れ、高級スーパーマーケット「成城石井」シナモンロール(ラージ)です。

このシナモンロール、「ラージ」というだけあってとにかくデカい。そのデカさは、かたわらのもこみちの顔と比較していただければまさに一目瞭然。
ishii_cinammon

くるくるとロールしたパン生地にたっぷりのレーズンとやや強めのシナモン、そして上にはアイシングとまさに典型的な「アメリカンスタイル」のシナモンロールです。パンがパサついておらずなかなかおいしいシナモンロールではありますが、メタボリック・シンドロームの恐怖に怯えることなく完食することはまず困難でしょう。
うっかり忘れていました、このカテゴリー。

最近、荻窪の駅ビルにもできた「神戸屋キッチン」のシナモンロールです。
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やや小ぶり、生地はペストリー系でロールのしかたに律儀さ(?)を感じます。ひとくちにシナモンロールといっても、生地が「パイ」のようなペストリー系か、より「パン」のような薄力粉系(?)かで味わいがまったく異なり、当然好みもここで大きくわかれるような気がします。ちなみに、フィンランドのシナモンロール「コルヴァプースティ(Korvapuusti)」は、その点でゆくとパン系の最右翼といえそうです。

じっさいに口にしてみて、この「神戸屋キッチン」のシナモンロールは、以前ご紹介したイエンセンのシナモンロールにちょっと似ているように感じました。ただ、けっこうバターを多く使っているようなので、焼きたてを早めにたいらげてしまうのがおいしくいただくコツかもしれません。
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