
「水おいしいですね」と、よくいわれる。業務用の浄水器をとおしているので、きっとそのせいだろう。そのいっぽうで、でも、水って本来おいしいものじゃなかたっけ?とも思う。その「おいしさ」にあらためて気づかなければならないほどに、世の中は「おいしくない水」であふれかえっているということか。
音楽もまた然り。人工的なフレイバーの音に毒されてしまった耳に、「水」のようにナチュラルな音を、しかもいっさいの混ぜ物をすることなく届けるのはけっしてかんたんではない。からだに無理なく滲みわたってゆく音楽について、もういちどかんがえてみよう。革命でもメッセージでも、ましてや流行でもない、そういう音楽、つまり「水」のような音楽について。
そして、
水の「おいしさ」に気づくように、ぼくは「THE YOUNG GROUP」の怖いほどになんの意図ももたないその存在感に気づく。
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