休日というのは、
「調律」のための一日である。
肩、背中、足、腕、おなか・・・ゴールデンウィークのプチ戦争状態ですっかりズタ袋化してしまった身体を、「鍼」で「調律」する。ふだん出会わない人々、見れない景色、すべてが「調律」につながる。
乗り換えの「国分寺」ではじめての喫茶店をたずねる。これもまた「調律」だ。
「どりっぷ」という名前の、三十年以上ここ国分寺の地で営業をつづける自家焙煎珈琲店。濃厚なマンデリンの深煎りをゆっくり味わいながら、おなじスピードで、Kさんから思いがけずプレゼントしていただいた
『雪沼とその周辺』をゆっくり味わいながら、読む。
こんなささやかな「調律」が「あした」をつくるのだろう。