北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。
きょうは、開店前にナマでオーケストラを聴いてきた。
kokaido

moiから歩いて3分のところにある杉並公会堂で、午前中、フランチャイズオーケストラである日本フィル「公開リハーサル」があったのだ。

指揮は、把瑠都とおなじ(笑)エストニア出身ネーメ・ヤルヴィ

今回は、あす木曜日、あさって金曜日にサントリーホールでおこなわれる「定期演奏会」のためのリハーサルで、練習するのは当日のメインのプログラムであるショスタコーヴィチの《革命》。リハーサルはほとんど「ゲネプロ」のような内容で、いくつかのポイントとなる箇所を除いては、、ほぼ全曲を通しで演奏するような感じ。全曲聴けるとは思っていなかったのでちょっと得した気分である。

また、《革命》の練習が比較的スムーズに運んだということで、休憩前に演奏されるノルウェーの作曲家グリーグの「4つの交響的舞曲」の練習もおこなわれた。こちらはふだんあまり演奏されることのない曲で、こういう作品をプログラムにまぜてくるあたりは、さすが北欧の指揮者である。

こちらも、練習の進め方こそおなじだが、《革命》とちがいなじみの薄い作品だからなのか、それとも民族的な旋律をとりいれた舞曲のリズムが日本人になじまないからなのか、やや手こずっているといった印象。練習もより丹念におこなわれていた。

ところで、グリーグの音楽はまさに北欧の夏を思わせるようなチャーミングな佳曲だが、あきらかにフィンランドとは異なる、より楽天的、あるいは開放的な印象がある。民族のちがい、思考をつかさどる言語のちがいは、こんなふうに「音楽」にも反映されるものなのだ。

さて、次回の公開リハーサルは、今回とおなじ杉並公会堂で7/12(水)午後3時30分より。指揮は沼尻竜典(ぬまじり・りゅうすけ)、曲目は世界初演となる野平一郎の新作。こういってはなんだが、難解な現代曲の場合、本番を聴くよりも、愉しいのはむしろリハーサルのほうかも・・・お時間のある方はぜひ。もちろん、入場無料。お帰りはmoiへどうぞ!

※「公開リハーサル」の詳細は、杉並区のイベント情報でご確認ください。