思いのほか、Oさんが貸してくださったスクリッティ・ポリッティ(Scritti Politti)の「新作」(7年ぶり!)がすばらしく感激している。
「スクリッティ・ポリッティ」の名前をきいて「なつかしい〜」と反応するのは、おそらくオーヴァー・サーティーファイヴだろうか。そんな「オトナ」の財布の中身を狙ってか、ちかごろ80年代に活躍したバンドの再結成や、ニューアルバムのリリースといったニュースをよく耳にする。若い時分それなりに聴きこんだミュージシャンであればこそ、こうした「動き」には警戒しなければならない。ただ、昔の名前で出ています、それだけの場合もすくなくないからだ。
ぼくにとって、スクリッティもまたこうした「警戒」の対象にちがいない。けれども、CDプレーヤーが演奏をはじめたとたんそんな杞憂は吹き飛んだ。そして、不意打ちのようなよろこびが訪れる。
とてもよい。
それは、ひとことでいえば、フレッシュなのだ。そこにあるのは、「過去」に頼るでも「現在」に媚びるでもない、現在進行形のスクリッティ・ポリッティのサウンドであった。7年間というブランクを、いったいどんなふうにして過ごしていたのか予測もつかないが、その音を聴けば「このひとは、じぶんの音楽についてずっと考えてきたのだなぁ」ということが手に取るようにわかる。すくなくとも、これはけっして一朝一夕につくれるようなアルバムではない。逆にいえば、このサウンドが完成するためには7年間の発酵期間が必要だったということだ。
「スクリッティ・ポリッティってなに?」
つまりフロントマンのグリーン・ガートサイドは、そういうひとびとにこそこのアルバムを届けたいにちがいない。
「スクリッティ・ポリッティ」の名前をきいて「なつかしい〜」と反応するのは、おそらくオーヴァー・サーティーファイヴだろうか。そんな「オトナ」の財布の中身を狙ってか、ちかごろ80年代に活躍したバンドの再結成や、ニューアルバムのリリースといったニュースをよく耳にする。若い時分それなりに聴きこんだミュージシャンであればこそ、こうした「動き」には警戒しなければならない。ただ、昔の名前で出ています、それだけの場合もすくなくないからだ。
ぼくにとって、スクリッティもまたこうした「警戒」の対象にちがいない。けれども、CDプレーヤーが演奏をはじめたとたんそんな杞憂は吹き飛んだ。そして、不意打ちのようなよろこびが訪れる。
とてもよい。
それは、ひとことでいえば、フレッシュなのだ。そこにあるのは、「過去」に頼るでも「現在」に媚びるでもない、現在進行形のスクリッティ・ポリッティのサウンドであった。7年間というブランクを、いったいどんなふうにして過ごしていたのか予測もつかないが、その音を聴けば「このひとは、じぶんの音楽についてずっと考えてきたのだなぁ」ということが手に取るようにわかる。すくなくとも、これはけっして一朝一夕につくれるようなアルバムではない。逆にいえば、このサウンドが完成するためには7年間の発酵期間が必要だったということだ。
「スクリッティ・ポリッティってなに?」
つまりフロントマンのグリーン・ガートサイドは、そういうひとびとにこそこのアルバムを届けたいにちがいない。
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