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北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。
SAMI SANPAKKILAのDVDを紹介する。
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SAMI SANPAKKILAは、フィンランドの都市タンペレで「FONAL RECORDS」というインディー・レーベルを主宰する映像作家/ミュージシャンである。そしてこのDVDは、サブタイトルに《EARLY FIMLWORKS 1996 TO 2006》とあるように、かれが手がけた映像作品をまとめたもの。

収められているのは、ミュージックビデオ6本。ショートフィルム8本の計14タイトル。

ミュージックビデオは、TV-Resistori、OFFICE BUILDING、Islajaなど、「FONAL RECORDS」に所属するアーティストのビデオクリップがほとんど。

着想が面白いのは、《北欧のファナ・モリーナ》と呼ぶにはちょっと無理のあるIslajaの作品。OFFICE BUILDINGの作品は2本収録。『進め!電波少年』のオープニングを思い出した。それにしても真冬の屋外で撮影しているにもかかわらず、息が白くなっていないのはなぜだろう?空気が澄んでいるせい?などと、すっかりSAMIくんのセンスとは関係ないところで感心している自分を発見・・・

ショートフィルム8本のうち3本は「ストリート・シリーズ」とでも名づけられそうなもので、それぞれブリュッセル、アムステルダム、そしてタンペレの「書き割り」のような街並を、移動しながら早回しで撮影している。

ほかには、モーツァルトの「レクイエム」で踊るダンサーの映像が、身体表現×映像表現のコラボレーション的試みという意味で興味深かった。

残り4本は、「ひたすら雪のつもった森を走り回っているひと」「ひたすら走り幅跳びをしているひと」「ひたすらハンマーで自動車を壊しているひと」「ひたすら眠っているひと」(「スターどっきりマル秘報告」《寝起き編》風)をひたすら撮影しループさせている作品。

と、ここまで書いてきて、いかに自分がこの手の作品を紹介する人物としては「不適切」かがよーくわかった。興味のあるひとは、ぜひじぶんで買って観るように。
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