なにごとも数字に置き換えてみる、これはなかなか大切なことかもしれない。数字にすることで、いま話題となっているものごとの輪郭がよりクッキリするというのはしばしば経験するところだ。
渋谷の「bar bossa」のマスターはやしさんは、よくこういう数字の置き換えをするひとである。はやしさんによれば、日本で販売されているさまざまなボサノヴァのCDの売上枚数からすると日本のボサノヴァ人口(ボサノヴァが好きと公言し、かつCDを数枚もっている人の数)は「およそ2万人」だという。よって「『bar bossa』の顧客は最大でも2万人」なのだそうである。
「ところで『フィンランド』はどうですか?」
そう尋ねられたのはいいが、わからん、そんなこと考えたこともないよ。「ムーミンが好き」というひとが10万人いるとして、そのうち「ムーミンの体型には親しみを感じるが、べつだんフィンランドには関心がない」というひとが3万人いるとするとなんて、どうしたって考えつかない。計算式からしてわからないし。
そんな折り、国がやっている「労働力調査」というものの回答用紙に記入していたところ、「あなたの一週間の就業時間は?」という項目があった。
えーと、いま月曜日と火曜日が定休日なので営業日数は「週5日」。たいてい店に来るのは朝8時半くらいで、出るのが夜の10時から10時半くらいなので一日の就業時間はおよそ「14時間」。ということは、
14時間/日×5日/週=70時間。
週70時間、かぁ。ふつうに週休5日制の会社だと8時間勤務でも週40時間だから、それに加えて毎週30時間の残業をしているということになる。つまり毎日かならず6時間残業しているのとおなじである。あらためて「数字」にしてみるといろいろと考えさせられるものがあるなぁ・・・。思わず、
ぢつと手をみる by 啄木
渋谷の「bar bossa」のマスターはやしさんは、よくこういう数字の置き換えをするひとである。はやしさんによれば、日本で販売されているさまざまなボサノヴァのCDの売上枚数からすると日本のボサノヴァ人口(ボサノヴァが好きと公言し、かつCDを数枚もっている人の数)は「およそ2万人」だという。よって「『bar bossa』の顧客は最大でも2万人」なのだそうである。
「ところで『フィンランド』はどうですか?」
そう尋ねられたのはいいが、わからん、そんなこと考えたこともないよ。「ムーミンが好き」というひとが10万人いるとして、そのうち「ムーミンの体型には親しみを感じるが、べつだんフィンランドには関心がない」というひとが3万人いるとするとなんて、どうしたって考えつかない。計算式からしてわからないし。
そんな折り、国がやっている「労働力調査」というものの回答用紙に記入していたところ、「あなたの一週間の就業時間は?」という項目があった。
えーと、いま月曜日と火曜日が定休日なので営業日数は「週5日」。たいてい店に来るのは朝8時半くらいで、出るのが夜の10時から10時半くらいなので一日の就業時間はおよそ「14時間」。ということは、
14時間/日×5日/週=70時間。
週70時間、かぁ。ふつうに週休5日制の会社だと8時間勤務でも週40時間だから、それに加えて毎週30時間の残業をしているということになる。つまり毎日かならず6時間残業しているのとおなじである。あらためて「数字」にしてみるといろいろと考えさせられるものがあるなぁ・・・。思わず、
ぢつと手をみる by 啄木
