北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。
お正月にゆっくり観ようと、年末にDVDを手に入れた。なんと10枚組である。
グレコン

このDVD『GREAT CONCERTOS』は、スイス・ルガーノにある「スイス・イタリア語放送」が所有するクラシックコンサートの映像を収めたもので、1980年代から90年代にかけておこなわれたスイス・イタリア語放送管弦楽団(OSI)の演奏会のライブが中心になっている。ちなみに全10枚の収録時間は映像が800分、さらに特典として静止画+音楽が540分、トータルで1,340分にもおよんでいる。

しかも驚くべきは、

DVD10枚組にしてたったの2,400円

という超破格のそのお値段。つまり一枚あたり240円、きのうの話のつづきでいけばわずかきゅうり1本半というワケである。いま、空のDVDメディアを買ってきたって一枚200円くらいはするんじゃないだろうか?クラシック音楽界の「価格破壊」はますます大変なことになっているようだ。

とはいえ、いくら値段が安くたって中身がクズ同然(失礼!)ならぜんぜん食指は動かない。安かろう悪かろう、である。ところがこのDVD、登場するメンツ、そしてとりあげられている曲目もなかなか興味深い(くわしく知りたいひとはコチラ→をクリック)。ぼくとしては、ハンガリー出身のピアニストゾルターン・コチシュによるいい感じに鄙びた劇場(テアトロ・ソシアーレ・ベリンツォーナ)でのリサイタル、さらになんていっても《親愛なるヴィエラ先生》じゃなくて、ペーター・マーク大先生の映像が拝めるだけでも十二分にもとを取ったと断言できる。

しかし、収録された映像&音楽をぜんぶ楽しむとしたら不眠不休でも22時間あまりかかるという事実を後から知った・・・。正月はとっくに終わったけれど、もちろんまだまったくといってよいほど観ていない。