北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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ヘルシンキから、一年半ぶりで荻窪にもどってこられたシルックさんに、「この冬のフィンランドは雪が少なくてずいぶんとラクだったのでは?」と話しかけたところ、意外にも「暗いばっかりで変な冬だった」と顔をしかめるのだった。

そういえば、森下圭子サンもそのコラムのなかで、フィンランドのひとたちにとってこの冬の「雪のない闇だけ雨だけは相当堪えたようだ」と書かれている。冬とはいえ、お日様の恩恵にはじゅうぶん浴している日本人としては、フィンランド人の雪の冷たさ、寒さよりも闇を毛嫌いする感覚がいまひとつピンとこない。

でもきっとそうなんだろうな。ぼくだって、梅雨のころ何日か雨が続いただけでなんとなく気分が滅入ったりするのだから・・・。いつも当たり前のように頭上で輝いているお日様にときには感謝しなくては。