北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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まったく、出るわ出るわの食品偽装問題である。

食品業界では、売上アップの「鍵」は集客よりもむしろ原価を極力抑え、かつロスを最小限にとどめることにある、というのは常識である。なので、およそ経営者と呼ばれるひとはみな四六時中そのことばかり考えているものである(!?)。なかには途中で脱線、暴走してゆく経営者もいて、そしてそうした不届き者たちがこういう不祥事を起こす。

じっさい一連の事件をみても、そのやり口が

原価を抑える(ミートホープ、比内地鶏など質の低い原材料でごまかす)
ロスを減らす(赤福、不二家、「白い恋人」など消費期限の改ざん)

と、ふたつのパターンに集約されるのがわかりやすい。コツコツ真面目にやっている身としては、ブランドの上にあぐらをかいてこうした事件を引き起こす連中はまったくもって許し難い。

それにしても、長きにわたって偽装を続けながらクレームはほとんどなかったという牛肉や地鶏の味、無茶な改ざんを繰り返しながらとりたてて問題が表面化してこなかった菓子の消費期限・・・報道に触れれば触れるほど、こうした味や消費期限の意味とか根拠とかというのはいったいなんなんだろう?という気にもなる。食品に対する信頼性もさることながら、じぶんの「舌」やら「胃袋」やらに対する信頼性もどうも怪しくなってきた。