北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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jenni

フィンランドのイラストレーター、イェンニ・トゥオミネン(JENNI TUOMINEN)が、moiのために10部限定でオリジナルのシルクスクリーンを制作してくれました。

イェンニは1976年の生まれ。トゥルクのアートスクールを卒業後イラストレーターとして国内外で活躍するかたわら、ヘルシンキ芸術デザイン大学でグラフィックアートも学んでいます。2006年にはマリメッコ(Marimekko)主催によるコンテスト「Design,Meet The User!」で優勝、その結果「Unesa(ウネッサ)」「Ruohikossa(ルオヒコッサ)」「Paini(パイニ)」といった作品が商品化されています。

そんなイェンニの作品と出会ったのは2004年のこと。たくさんのフィンランドのアーティストたちの作品のなかでも、彼女のおもいっきりのいい元気でポップで、そしてストロングな作品はひときわ異彩を放っていたのでした。今回のコラボ作では、現在彼女がアトリエをかまえるヘルシンキ近郊のちいさな古都ポルヴォーの心象風景に、やかんをもつ少女やコーヒカップ、コーヒー豆(?!)といったカフェグッズを散りばめたたのしい作品です。

今後の活躍が期待されるフィンランドの若手イラストレーターとmoiのコラボによる世界でたった10枚のみの作品、店内にて展示中ですのでぜひ観にいらしゃって下さい。気に入った方には特別価格にてお求めいただけますのでお声掛け下さいね。


●イェンニ・トゥオミネン 『ポルヴォー・マイタウン』(限定10部)
技 法 シルクスクリーン(エディションナンバー、直筆サイン入り)
サイズ たて43センチ よこ35センチ
価 格 お問い合わせ下さい
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うっかり風邪をひいてしまった。暑さに耐えられず窓を開けたまま眠ってしまい、朝起きたらお約束のようにノドが痛くなっていたのだった。もうだいぶよくはなってきたものの、毎年この梅雨の季節にはおなじことをやっている気がする。

あるエッセイのなかで伊丹十三が言っているように、子供のころは風邪なんてたいして辛くはなかった。辛くはなかったというのは嘘で、風邪のときに起きるさまざまな感覚の「特別さ」のほうがむしろ辛さに勝っていた、と言うべきなんだろう。

ほっとしているのは、ようやく味覚が6~7割程度まで戻ってきたこと。荻窪のころはひとりで切り盛りをしていたので味覚がやられると頼りになるのは「カン」だけだったのだが(恐ろしい話だが・・・「時効」ということで)、いまはちゃんとスタッフがいるので大丈夫。
ところで、「味」といえば、ふだんは味覚7:嗅覚3くらいに思っていたものが、風邪をひいて嗅覚がダメになると、いやいやそんなことはない、実は「味」というのは味覚と嗅覚の立派なコラボであるという事実に思い知らされるのである。

もうひとつ、今回あらためて発見してしまったのは「味」はまだらに戻ってくるということだ。たぶん「匂い」の奥行きというか、「強さ」「弱さ」によっているのだろうが、嗅覚が6~7割の段階ではまだ「弱い匂い」までは感じ取れないので味がいびつにしか感じられない。たとえばコーヒーにしても、そこそこ香りはするのだが、いざ飲んでみるとなんだかやたらと「こげ臭さ」ばかりである。いわゆるコーヒーの香りも、いろいろな厚みをもつたくさんの「匂い」の層が折り重なることでできているのかもしれない。

いずれにせよ、子供が学校を休むようには仕事を休むわけにもゆかず、治るにしても、なにかこうスパッと気持ちよくは治ってくれない大人にとっては、風邪をひいて面白いことなんてなにひとつとしてないのだった。
創作ユニット『les deux』による絵日記風の東京案内『東京旅行』の第二号が発売されました。

第二号に登場する「東京」は、西荻窪、そして吉祥寺。縁あって、ぼくも「西荻・吉祥寺みんなのオススメ」というページにてちらっと吉祥寺の好きな喫茶店をご紹介させていただいています(ご紹介するまでもないほどよく知られたお店ですが、昔から好きなので)。

ところで、毎年「住みたい街ランキング」で第一位に選ばれるここ吉祥寺ですが、日々この街で暮らしているとその魅力がよくわかります。デパートが3つあって、渋谷と新宿、それに東京まで乗り換えなしで出ることができるターミナルでありながら大きな公園があり、それでいてチェーン系の店ばかりでなく個人経営のちいさな雑貨店や洋服屋、飲食店ががんばっている・・・こんな街、東京のどこを探してもほかに見あたりません。

案外、東京に暮らしていても行動エリアがちょっとずれているだけで吉祥寺に行ったことがなかったりするものですが、もったいない!ぜひ遊びにいらしてほしいものです。

東京旅行

『東京旅行 2号 西荻窪・吉祥寺』(les deux著)
雑誌「カフェ アンド レストラン」で連載中の「CAFEをやるひと×BARをやるひと」。第17回目のテーマは『店がひまなとき』

天気やオリンピック、ワールドカップといったイベントなど、ちょっとしたきっかけで「ひま」になってしまうのが飲食店。そんなときバーやカフェのマスターはいったいどんなことを考え、なにをしているのか、というお話です。

それにしてもタイムリーというべきか、ここのところやたらと「ひま」で困ってます。フィンランドに行ってきました自慢、これから行ってきます報告も大歓迎!いまなら頼んでもいないのにいろいろな資料が出てきたり、持てる知識を総動員してプランニングのお手伝いをさせていただくこともできるかもしれません!?

というわけで、

みなさま、ぜひぜひお待ちしております!

カフェ&レストラン 2008年 07月号 [雑誌]カフェ&レストラン 2008年 07月号 [雑誌]
(2008/06/19)
不明

商品詳細を見る
ムーミンサマーマグ

フィンランドのアラビア(ARABIA)社から通常の商品とはべつに年2回発売されるムーミンの季節限定マグカップ&ボウル。その2008年夏バージョンが入荷しました。

「Rantaelamaa(On The Beach)」といういかにも夏らしいテーマにふさわしく、眩しい太陽の下ビーチを闊歩するフローレンの姿がデザインされています。オレンジ色と黄色、水色のストライプですが、落ち着いた発色でいやらしくならないところがさすがはフィンランド!という感じです。

過去発売されたもののなかには、限定品ということもあって入手困難なコレクターズアイテム化しているものも少なくないようですが、その日その時の気分にあわせて、あるいはお茶をだす相手にあわせて色や絵柄で遊んでみるというのがきっと正しい使い方なんでしょうね・・・

ちなみに、裏面のロゴはおなじみの王冠マークにムーミンをあしらったデザインとなっています。
ムーミンサマーマグ2


もちろんmoiでは店頭での販売となりますので、ぜひ実際にお手にとって色などご確認の上お早めにお買い求め下さい。

ARABIA/アラビア ムーミン サマーマグ 2008 "On The Beach"
 3,990円(税込)→3,591円(税込)


ARABIA/アラビア ムーミン サマーボウル 2008 "On The Beach" 6,300円(税込)→5,670円(税込)

ご注意:こちらの商品は正規品ですが箱はついておりません。あらかじめご了承ください。
荻窪~吉祥寺と、モイを設計してくださった建築家の関本竜太(RIOTADESIGN)さんから展覧会のごあんないをいただきました。

題して、「U41@NU」。日大卒の若手建築家をクローズアップした展覧会だそうで、関本さんをふくむ12組13人の建築家が写真や図面、模型をとおして紹介されます。たしか荻窪の「モイ」は、関本さんにとってフィンランドから帰国、独立後の初仕事だったと記憶していますが、その後つぎつぎとすばらしい作品を発表され、今年からはなんと日大建築学科で後進の指導にもあたっていらっしゃいます。名実ともに「先生」ですね。

もちろんぼくも、いつもあんなことやこんなことを気軽にお願いしたり言っちゃったりしている軽率な(?)自分を戒めるためにも、ぜひ会場に足を運びたいとかんがえています。いつか自分の「家」を建ててみたいと考えている方、同世代の建築家たちの感性を感じてみたい方、必見です。

U41@NUの公式サイトはこちら →●
関本竜太さんによる告知はこちら →●

ところでmoiではきたる7月16日(水)、その関本竜太さんをお招きしてのトークイベントの開催を予定しています。フィンランド建築留学をめぐるさまざまなことや北欧での体験談、moiができるまでのお話などをスライドを使いながらお話しいただくつもりです。詳細はこちらのブログであらためてお知らせさせていただきますので、スケジュールを空けてしばしお待ち下さい!
というわけで、きのうはまたもや遠出の夢を阻まれ、なかばやけくそ気味に銀座へと出かけたのだった。銀座では食事をし、映画を観て、コーヒーをのんだ。

映画もこれが観たいと思って観たわけでなく、まず食事をする場所を決め、それからその近辺で上映中の作品でいちばんおもしろそうに思えたものを選んだにすぎない。ひどく消極的な理由とはいえ、予想以上にみどころのある映画だったのはせめてもの救いといっていいだろう。

十九世紀末のウィーンで人気を博したひとりの「幻影師」が、この映画『幻影師アイゼンハイム』の主人公である。「幻影師」といってもピンとこないかもしれないが、要は「Mr.マリック」のようなものだ。ただ、大事なのはこの映画の舞台が十九世紀末のウイーンだということにある。たとえば現代に生きるぼくらは、Mr.マリックの壮大かつ不可思議なパフォーマンスのウラには、かならずなにかしらの「タネ」や「仕掛け」が隠されていることを知っている。知った上で楽しんでいるのである。ところが、まだ科学も宗教も、哲学もおなじ鍋の中でいっしょくたにグラグラと煮立っていたこの時代にあっては、ちがっていた。神だと崇める者もいれば、悪魔だと誹謗する者もいる。魔法使いだと畏れる者もいれば、当然そのトリックを暴こうと躍起になっている者もいるといった具合に。「幻影師」は、そうした時代のひとびとの心理を巧みに利用し、持ち前の科学的知識で時代を攪乱する、いってみればトリックスターなのである。

少年の日、恋人から乞われても果たすことのできなかったマジックを十数年後、一世一代のトリックによって見事に成就するばかりか、時代さえも変えてしまうという荒唐無稽なストーリーながら、後半、この物語をただひとり俯瞰して見ている「ウール警部」のまなざしや皇太子の孤独や悲哀といった「もうひとつの視点」が流れ込んでくることで、もっと大きな「物語」が一挙にあぶりだされてくるようで思わず唸らされたのだった(ミルハウザーによる原作を読んでみたい)。

極力ストーリーに触れないよう書いている上、十九世紀末のヨーロッパに関心のないひとにはなおのことワケがわからないかもしれないのだが、ただボーッと観ているだけでも観客を飽きさせないよくできた映画だと思う。ヘソ曲がりのぼくではあるが、素直に面白かった。

映画の後は、歌舞伎座の裏手にあたらしくできたcafe凛の二号店、「cafe凛 east+」でコーヒーをのむ。山野楽器裏の一号店とはまったく趣きのちがう明るくてモダンな内装。じつは、moiを設計した関本竜太さんの大学時代の友人が手がけたものだそう。銀座の中心からはすこしはずれているので、ゆっくりお茶をするにはかえっていいかもしれない。

それにしても、傘の手ばなせない一日だった。
ここのところ「休日」といえば「雨」である。「休日」といっても、ぼくの休日なので「火曜日」の話だけれど。先週の火曜日はひさしぶりに気持ちのいいお天気だったけれど、残念ながら仕事の予定が入っていたので「休日」ではなかった。

ところで、ここのところお天気さえよければ日帰りでちょっとした遠出でもしようと思い計画を立てるのだが、よりによってと言うべきか、その日を狙い撃ちするかのように台風がやってくる。五月に台風が接近することじたいそうあることではないのに、よりによってぼくが遠出をかんがえている日にかぎって台風がやってくるなんて、いったいどうなっているのか?こうなってくると、じぶんのスケジュールをもとにこの先の天気予報などしてみたくなってくる。

まず、来週の火曜日は原稿を書かなくてはならない。つまり、「仕事」なので「晴れ」。うまくいって早く片付いたりすると、きっと午後から下り坂にむかうでしょう。再来週はというと、「仕事」なので「晴れ」。そのあくる週は、いまのところ「雨」でしょう。

・・・当たりそうな気がする。

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