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北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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このあいだの休みのことだ。

新宿から山手線にのって巣鴨に出ようと思ったところ、運悪く人身事故にぶつかってしまい電車が動かない。やむなく総武線で水道橋に出て、そこから都営地下鉄に乗り換えることにする。ほんとうは千石でお昼ごはんを食べようと思っていたのだが、もうランチタイムには間に合いそうもない。そこで、携帯電話の地図を頼りに以前から名前は知っていたもののまだ行ったことのない水道橋のお店をめざすことにする。

途中、地図に「小栗坂」というのがあったのだが、いざその場所に来てみるといきなり下り坂でびっくりする。どうやらぼくの場合、「坂」という文字を見ると自動的に、勝手に「上り坂」を連想してしまうらしい。

「なんだ、坂じゃないじゃん」。

角を曲がった瞬間、そこにあったのが下り坂だったとき思わずこうつぶやいたのだが、「下り」だって立派な坂道にはちがいない。「坂」に謝りたい気分である。

ちなみに、その坂道の角に建つビルの一階はなにかのショールームのようになっていて、なにげなくガラスに印刷されたカッティングシートを見ると

RANTASALMI

フィンランド語だった。街を歩いているとこんなふうに、まるでRPGの隠しアイテムかなにかのようにフィンランドと出くわすことがすくなくない。犬も歩けば~というほどには、巷にフィンランドが溢れているとも思えないのだが。

それはともかく、無事たどり着いたそのお店はどことなく原宿の「J-COOK」を思わせるたたずまいで、春菊のペーストを使ったパスタは、ほんとうは春菊が好きではないにもかかわらず好奇心からオーダーしたのだったが、思いのほかやさしい味でなかなかおいしかった。ここまで書けば、きっとわかる人にはどこのお店かわかるだろう。

そうして、帰りは坂道を「坂」らしく、ちゃんと「上って」帰ったのだった。やっぱり坂道は上ってなんぼのもの、ちがうだろうか?
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