北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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『森聞き』というタイトルの映画(3/5よりポレポレ東中野にて公開中)について、そろそろ書かなければ。

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4人の高校生が、それぞれ山里や森で昔ながらの暮らしをつづける老人たちを訪ねてゆく。木こりや、伝統的な焼き畑農業をする彼ら「森の名人」たちのことばを、タイトルが示すとおり、高校生たちは聞き、そして書きとめる。この映画は、そんな高校生たちの姿をフィルムにおさめたドキュメンタリーである。音楽には、全編フィンランドを代表するアカペラグループ「ラヤトン」の楽曲が使われている。


監督の柴田昌平さんは、NHKの「新シルクロード」シリーズや映画『ひめゆり』などドキュメンタリー作品を得意としている方で、おととし、柴田さんがその日本語版を出版されたフィンランドの本『フィンランド 森の精霊と旅をする』のイベントをモイでやったときお会いしたのが最初。ちなみに、ぼくは


『世界里山紀行・フィンランド』(NHKで放映)
『フィンランド 森の精霊と旅をする』(日本語版を柴田さんが出版)

そして、この

『森聞き』(と、それにあわせて制作されたCD絵本『ラヤトン 無限の森へ』)

をまとめて「柴田監督の『森』三部作」と勝手に呼んでいる(笑)。

それはともかく、この映画の「よいところ」についてぼくなりにかんがえてみた。いちばんよいのは、登場する高校生たちが「森の名人」たちと出会うことで感動したり、劇的に変化したりしないところ、だとぼくはかんがえる。年齢も、生活環境もかけはなれた両者が、ほんの短い時間の中でなにを分かりあえるというのか? もしかしたら、同じ年代の異なる言語をしゃべる人たちよりもずっと「遠い」存在であるかもしれないのに……。

けれども、だからこそ、というべきか、「森の名人」たる老人たちは高校生たちにじぶんの生きる世界について伝えようと、訥々と、でも真っ直ぐにじぶんのことばでもって語り始める。目の前の「?」顔の高校生たちの瞳が、あたりまえのように先祖から受け取ってきたいまの生活について語ることを促したのだと思う。そして、こうして発せられた「ことば」の重み、深みといったら!


これらの「ことば」を聞き、心に書きとめるためだけでも、映画館に足を運んで損はないと思う。というわけで、みなさんぜひ映画館へ!


オマケ情報↓


なお、「観終わるとなにかを語りたくなる作品」(柴田監督談)ということで、ポレポレ東中野での上映期間中は毎日監督自身が足を運び、上映後ゲストを招いて語り合う「毎日トーク」、そして柴田さん、ゲスト、お客様がお茶を飲みながら映画の感想など思い思いに語り合う「森聞きコーヒータイム」がおこなわれるとのこと。



いや、なにを隠そう3月15日(火)の第一回(10時30分~)上映後のゲストに、ぼく、岩間もお呼びいただいているのだ。話したいことがありすぎて、うまくしゃべれるかどうかかなり不安……。


映画上映    10時30分~
トーク     12時50分~13時05分 ☆映画をご覧になった方のみ
コーヒータイム 13時30分~14時30分 ☆先着10名程度、要お茶代



というわけで、平日の午前中ではありますが、ぜひご都合がよろしければ東中野で映画なんぞ観ませんか? そして、お茶のひととき(フィンランド流に言えば、kahvitaukoですね)をご一緒しませんか? ぜひぜひお待ちしておりますよっ!

3/15 地震の影響に伴い、急きょゲストトークへの参加は中止となりました。

☆映画『森聞き』の前売りチケットは、当店でも販売しております(1,300円)。ぜひご利用下さい。
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