北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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松江というと、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンを思い出すひとも少なくないだろう。
へるん

じつは、今回あらためて記念館などをみて知ったことなのだが、ラフカディオ・ハーンが松江で過ごした時間はわずか一年三ヶ月ほどにすぎない(その後赴任した熊本での生活は約三年)。とはいえ、『怪談』『知られぬ日本の面影』といった代表作がこの土地での生活から誕生し、そこで妻をめとり、後に日本に帰化するにあたっては「出雲」にかかる枕詞である「八雲」をその名前としていることなど、彼が生涯にわたって出雲や松江を愛し続けていたことがよくわかるのである。また、この地方のひとびとも「へるんさん」と親しみをこめて彼を呼んでいたらしい。

当然、松江にはそんなラフカディオ・ハーンゆかりの場所がいろいろある。
八雲旧居

ハーンが、妻セツとともに過ごした家。塩見縄手と呼ばれる、松江でもっとも趣のあるエリアに建つ武家屋敷である。並びにある記念館では、彼が好んだというキセルのコレクションや使用人に用事を言いつける際に吹いたほら貝(!)などがみれる。当時海外で出版された単行本の装幀は、ウィリアム・モリスばりの見事なアール・ヌーヴォー様式。かんがえてみれば、二十世紀初頭+ジャポニスムといえばまさにアール・ヌーヴォーの王道、その意味で彼はまさしくモードな存在だったといっていいかもしれない。

下の画像は、ハーンのエッセイにも登場する月照寺大亀の石像のアタマ。
大亀

夜な夜な松江市内をうろついては人を喰らい、大暴れしたという伝説が残っている。まじかに見ると予想を上回るデカさで、高さは鼻先の部分でだいたいぼくの身長(171cm)ほどもある。
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