北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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「一生にいちど」というものがある。たとえば、アイドル歌手にとっての「新人賞」。聖子ちゃんが顔をクシャクシャにして涙するのも無理はない。たとえ聖子ちゃんといえども、「新人賞」を穫れるのは一生にいちどのことなのだから。

同じように、と言っていいかはともかく、ぼくにとっていよいよお店をオープンする、まさにそのときに流す一曲というのもまた、一生にいちどの重要なセレモニーなのであった。ジョイス、フリーデザイン、ビル・エヴァンス、カエターノ・ヴェローゾ・・・それともやはりジョアン・ジルベルト?オープンを目前に、夢はふくらむいっぽうだ。それはそうだろう、なにせ一生にいちどの一曲を選ぶのだ。

そして、オープン当日はやってきた。しかしご他聞にもれず、オープン当日というのは忙しいものだ。それも、ただの忙しさじゃない。殺人的な忙しさだ。刻々と迫るオープンの時間、しかしいっこうにはかどらない準備。万全を期したはずが、なぜか足りない道具や材料。焦りはつのり、目は血走る。なんとか見切り発車気味に「開店」までこぎつけたものの、すっかり最初に流す一曲のことなどアタマの中からぬけ落ちている始末。気づけば、あれほどまでに楽しみにしていた一生にいちどの選曲は、手伝いにきていたブラジル音楽おたく(しかもサンバ寄り)の妻の手に委ねられているのだった。・・・嫌な予感。

かくして、記念すべきmoiのオープンを飾った一曲は、「サンバをつくった」といわれる男ドンガとなった。
ドンガ

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