北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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MUUSA.jpg

いまはなきヘルシンキのカフェ、MUUSA (ムーサ)。当時ヘルシンキに暮らしていた建築家の関本竜太さんが、「とっておきのカフェ」と言ってこっそり教えてくれたのがここだった。

おばちゃまがひとりで切り盛りするこじんまりとしたカフェだったが、カウッパトリ(マーケット広場)のすぐ目と鼻の先という位置ながらほとんど観光客の目には留まらないという絶妙のロケーションで、地元のひとびにとってはちょっとした「隠れ家」として愛されているようだった。

その後、映画「かもめ食堂」の特典DVDでも小林聡美さんが(森下圭子さんのおすすめということで)紹介していたので、知っている方、あるいは実際に行かれた方もいるにちがいない。上の写真はぼくが行った、たしか2004年か05年に撮ったもの。どうやら2007年にクローズしたらしい。

kirje_kahvila.jpg

MUUSAがすでにないことは知っていたのだが、Kirje kahvila(キリエカハヴィラ)までがなくなっていたのには正直ショックをうけた。

じつはなにをかくそう、カフェとポストカードショップを併設した空間という点でいまのモイをつくるときイメージをふくらますうえで参考にしたのが、かつてヘルシンキ中央郵便局(Posti)の一角にあった「手紙カフェ」という名前のこのカフェだったのである。取材のときなどよく、「ヘルシンキの中央郵便局に『手紙カフェ』というのがありまして」なんて説明していたのだが、、、これからは「過去形」で話さなくてはならないようだ。

上の写真は現在のものだが、かろうじてWayne's Coffeeのコーヒーサーバーが設置されているものの、残念ながらかつての面影はまったくないといっていい。それにしても、Waynes(←フィンランド人は何と発音するのだろう? ヴァユネス? それともふつうにウェインズ?)のヘルシンキにおける増殖ぶりはここ数年さらにエスカレートしているようだ。個人的には、そんなに面白い話ではない。

ところで、かつて「MUUSA」があった場所には、いまべつのカフェができている(↓写真)。強い風と冷たい霧雨を避けて逃げ込んだそこは、KULMA KAHVILA(クルマ・カハヴィラ)という、兄サンが一人で切り盛りする店だった。

四年も経てば、世の中いろいろ変わるのはいたしかたないこと。フィンランドだってまた例外ではないのだ。

kulmakahvila.jpg
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