北欧、フィンランドをこよなく愛するカフェ店主がつづる日々のあれやこれや。

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日曜日の夜、東海道南方沖で深発地震があった。たまたま向かいの魚屋さんの横を通りかかったら、まるでポルターガイストのようにシャッターがガッシャン、ガッシャンと鳴っていて何事かと思ったのだった。

そして火曜日の早朝、静岡県の駿河湾沖で大きな地震があった。ずいぶん揺れが長かったので、どこか離れた場所で大きな地震があったのではとテレビをつけて驚いた。

ぼくは子供のころ、たった二年ほどだが沼津市に住んでいたことがある。なので、「東海地震」は人ごとではない。その当時からいつ起こってもおかしくないと言われ、子供たちはみな「マイ防災頭巾」を持っていた。もちろんぼくも持っていた。山吹色の防災頭巾。一度はデマで学校が早退になったこともあったくらいだ。それに、富士市には「sinilintu」さんや「kaltio」さんら、モイを通して知り合ったフィンランド好きの仲間が暮らしている。月曜日にひさしぶりに顔を出してくれたSさんも、ちょうどこれから実家のある富士市に戻ると言っていたのが気がかりだ。「sinilintu」さんや「kaltio」さんは、地震によるお店や商品へのダメージも心配である。

その後それぞれブログを更新されていて、その中でほとんど被害がなかったとの報告をされていたのでホッとしている。こういう、相手の状況を把握できないときほど、かえって無闇にメールや電話をするのははばかられるものだ。その意味で、インターネットというのはあらためて便利なツールだと感心したのだった。

それにしても、今朝もまた地震である。気象庁は駿河湾沖の地震と東海地震との関連を否定し、今朝の八丈島沖の地震と駿河湾沖の地震との関連性も否定している。それぞれ震源も深さも異なるのだから、まあ、そう言われればそうなのだろう。とはいえ、やっぱりなんとなく気がかりである。

たまたま、岩波少年文庫版の『カレワラ物語ーフィンランドの神々』を読んでいたらアンテロ・ビプネンという「巨人」が出てきた。

「だいぶ以前から眠りこんで半分土になっている」ビプネンは、「ポプラが肩に生え、白樺が眉から伸び、松の木が歯の上に立って」いるという、まるで小山のような案配である(引用箇所は小泉保の訳による)。

いくら関係ないよと言われても、今回の一連の地震は海の底で眠っているビプネンが体をモゾモゾ動かしている、そんな感じにぼくには思えて仕方ない。『カレワラ物語』のなかで、「老ワイナミョイネン」は「呪文」を手に入れようと無理矢理ビプネンの口に鉄の棒を押し込んで起こすのだが、「寝た子を起こす」の格言どおり、こちらのビプネンは目を覚ますことのないよう祈るばかりである。

カレワラ物語―フィンランドの神々 (岩波少年文庫 587)カレワラ物語―フィンランドの神々 (岩波少年文庫 587)
(2008/11)
小泉 保、

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